私達が生きていく中で必ず一度学ぶことになること
「それは大切な人との別れ」です
大切な人を失った直後はあなたを支えていたものが突然無くなったように感じるでしょう
どんなことがあっても、当たり前のように守り、支えてくれていた人がいること
その安心はある日、消えてしまいます
私達が本当に怖いのは大切な人がいなくなった後の静けさではありません。
「頼れる場所、自分の中の心の拠り所が無くなった」という事実かもしれません
伝えられなかったこと
渡せなかった贈り物
二度と繋がらない電話
もう写真の中でしか会うことができなくなったあの人の姿
行き場を失った想いは全て自分の心に戻ってきます。
受け入れるのが苦しいのは、亡くなったという事実を認めるだけではなく、気持ちのやり場に困るから
私達は「また今度会える」と思ってしまいます
でも、別れはその今度を待ってくれません。
お釈迦様は「諸行無常(この世の全ての事象は常に移り変わっており、一瞬も同じ状態ではない)」を説かれていらっしゃいます
大切な方と過ごす時間もまた、永遠ではなかったということ
多くの人はその人の死を早く忘れたいと思われるかもしれません。
しかし、本当の意味での「別れを受け入れる」とは「忘れる」ことではありません
その人への気持ちが「かたち」を変えて生き続けることを知ること
あの人はもう現実にはいません
それでも、あなたの心の中で生き続けています
好きだった食べ物を見るとふと思い出す
迷ったときあの人の声が心の中で聞こえる
気づけばその人はあなたの一部になっています
待ってくれる人は居なくなってもその人が与えてくれたあなたへの想いはあなたを支える力になっています
この大切な学びは
今そばにいる人を大切にすること
無常(命が永遠ではなく、いつかは必ず尽きること)を静かに受け止めること
を教えてくれます
人生では必ず別れがきます
しかし、その人と過ごした時間はあなたの心に支えを残していきます
それを支えにこれからの人生を歩まれたら如何でしょうか